ボーダーランズ2 レビュー

    2012年11月07日 18:21

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    ━━FPSとRPG、そしてハクスラの融合
    ボーダーランズ2はFPSにRPG要素とハクスラの要素を組み込んだゲームであり、前作から高い評価を受けていた。
    前作では、コンセプト自体は非常に気に入っていたのだが、如何せん単調に感じ中盤辺りで飽きてしまった。
    しかし今回では日本語音声の導入や、マップや敵の種類の増加、サブクエストの強化などにより飽きずにプレイが出来た。
    また、本作はRPG要素がかなり強く、FPS初心者でもレベルを上げればなんとかなるゲームなのでFPS入門ゲーとしても優秀。

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    ━━さらに種類の増えた装備によるハック&スラッシュ
    本作の目玉の一つは、やはり豊富な銃を集めていくハック&スラッシュ要素だろう。
    前作と比べて、銃の種類自体が大幅に増えた他、新しい装備品としてレリックというアクセサリーが追加されたことで装備枠が増え、装備集めが更に楽しくなっている。
    銃のギミックもかなりぶっ飛んだものが多く、撃ち続けていくことで発射速度が上がっていくガトリングのような銃から、リロードすると銃身をグレネードのように投げて爆発する銃、撃つと跳弾して弾が分裂する銃など、現実ではありえないようなものも多数存在する。

    そのため、ステータス的に優れた銃でも余計な効果が付いていて使い物にならなかったり、逆に特殊効果のお陰で優秀な銃もあったりと装備品集めの熱中度は前作以上になっている。

    しかし、一部のユニーク武器(オレンジ武器)の入手手段がほとんど特定のボスドロップだったり、スロットから手に入る武器が強すぎたりともう少し装備の入手手段に工夫は欲しいところ。まぁ、前作の箱マラソンよりは今回のほうがよっぽど楽しいのだが。

    そして、装備収集ゲーとして最大の不満点がマルチプレイの仕様。
    最近のハクスラゲーはプレイヤーごとにドロップ品が固定であることが多いが、本作はドロップが共通になっている。弾や金は全員に行き渡るために問題ないのだが、このドロップシステムのせいで野良プレイがやりづらくなっている。
    敵を無視してひたすら宝箱を開けまくるプレイヤーが出てくることも多く、明らかに野良プレイには向かない仕様。
    この仕様自体は前作から続投されているため、今後も変更がなされない可能性が高いが、この点だけは非常に惜しいところ。現状自分はフレンドとしかマルチプレイをしていないので、この仕様は改善されて欲しいなぁ。

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    ━━個性の出るキャラビルド
    本作では各キャラ3つずつのスキルツリーが存在し、DLCキャラクターであるメクロマンサー含めて計5キャラがプレイヤーキャラクターとして使用可能であり、レベルアップで獲得するポイントを割り振って好きなようにビルドを行うことが出来る。
    もちろん、少額を支払うことでスキルの振り直しが出来るためかなり好きなようにスキル振りが可能。

    このシステム自体はありふれたもので、キャラ毎の個性も出ていて良いのだが、如何せんスキルの恩恵を感じにくいものが多いため、レベルアップの楽しみが他のハクスラと比べて少なめに感じてしまう。
    個人的にこの原因はアクションスキルが各キャラ1つしか無いことだと思っている。

    このゲームでは大体のスキルが、パラメータアップ(体力や武器の威力などの上昇)、アクションスキルの強化(タレットにミサイルを追加、クールダウン時間の減少など)、キルスキル(敵を倒すと○秒間ステータスアップ)がほとんどで、アクションスキルの強化はともかく他の2つは取ったところで面白みが少ない。
    他のゲームではどんどん新しい攻撃方法が増えていくので、レベルを上げる楽しみが大きいが、このゲームはFPSというジャンルの都合上、攻撃方法の9割以上は銃による射撃しか無い。
    次回作以降ではFPSというジャンルに囚われず、アクションスキルの数をもっと増やして欲しいところ。

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    ━━バリエーションが豊富になったサブクエスト群
    個人的に本作で最も評価していることが、日本語音声とサブクエストの強化である。
    前作のサブクエストはほとんどが「〇〇を××匹倒せ」、「〇〇に行って××を取って来い」ばかりだったが、今作ではかなりバリエーションが増えている。
    加えて、クエスト中にNPCが頻繁に会話を挟んでくるが日本語吹き替えのお陰で戦闘中に字幕を追う必要がなく、没入感が増している。

    ストーリー自体も前作のあっさりしたものとは違い、前作主人公たちの活躍が見れたりと力が入っている。
    また、マップも荒野と砂漠ばかりの印象だった前作から、雪原や火山、草原などバリエーションが増えている。
    さらに雑魚敵の種類も豊富になっているため、(冒頭にも書いたが)前作で自分が単調さは殆ど感じず、飽きが来ない作りになっている。

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    ━━総評
    ★★★★★★★★★★(10.0/10.0)
    前作の不満点のほとんどを解消した神ゲー。個人的にはFallout3に匹敵するレベル。
    マルチプレイの武器分配もソロならば気にならないし、何より演出面の強化が大きかった。
    前作を途中で飽きてしまったという人も是非プレイして欲しい。
    既に全世界出荷本数が500万本を突破しているらしいので、次回作にも期待したい。

       
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